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気候変動リスクはユーロ圏の経済全体に波及する可能性=ECB調査

気候変動による影響は、金融の相互連鎖によって危険や損失が増幅され、ユーロ圏経済全体に急速に波及する可能性がある。欧州中央銀行(ECB)と欧州システミックリスク理事会(ESRB)が26日に調査結果として発表した。(2022年 ロイター/Ralph Orlowski)

[フランクフルト 26日 ロイター] - 気候変動による影響は、金融の相互連鎖によって危険や損失が増幅され、ユーロ圏経済全体に急速に波及する可能性がある。欧州中央銀行(ECB)と欧州システミックリスク理事会(ESRB)が26日に調査結果として発表した。

報告書によると「近年、ユーロ圏の銀行の融資ポートフォリオにおける排出原単位の有意な減少は見られず」、銀行の中でも「気候関連損失へのエクスポージャーは依然として集中しており、潜在的損失の20%超が、ユーロ圏の銀行の5%の保有資産に存在している」という。

気候変動は市場価格に急激な影響を与える。まず、投資ファンドや年金基金、保険会社のポートフォリオに打撃を与え、その後急激な価格変動が貸し手のデフォルト(債務不履行)や損失につながる。

報告書は「炭素価格の即時かつ大幅な上昇を特徴とする無秩序な移行シナリオでは、保険会社と投資ファンドの短期的な市場損失はそれぞれ、ストレステスト済みの資産の3%と25%に達する可能性がある」としている。

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