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米FRB、気候変動リスク巡る中銀ネットワークへの参加に前進

 11月13日 気温上昇リスクへの理解を深めることを目的に設立された国際組織「気候変動リスク等に係わる金融当局ネットワーク(NGFS)」への米連邦準備理事会(FRB)加盟が近づきつつある。写真はワシントンにあるFRB。2019年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[13日 ロイター] - 気温上昇リスクへの理解を深めることを目的に設立された国際組織「気候変動リスク等に係わる金融当局ネットワーク(NGFS)」への米連邦準備理事会(FRB)加盟が近づきつつある。NGFSの幹部は気候変動への取り組みで状況を一変させることができるとして歓迎する意向を示した。

FRBのパウエル議長は12日、FRBはNGFSと協力しており会議にも参加していると説明し「現在加盟の申請を行っているはずだ」と述べた。

NGFSのデプレス事務局長は13日、まだFRBから正式な申請は受け取っていないが、加盟に必要な手続きやメンバーとしての作業負担などについてFRBと数カ月にわたって協議を重ねてきたことを明らかにした。

またFRBに対し、気候変動が経済と金融安定に及ぼす影響を調査したり、データの不足を補ったりする作業への参加を要請したと述べた。

世界の主要な中央銀行のうちFRBとインド準備銀行だけがNGFSに参加していない。

FRBが加盟すれば、世界最大の経済大国の中央銀行が持つ規制や金融政策に関する専門性と、近年気候変動について研究してきたエコノミストの深い知識を活用することができる。

デプレス氏は「状況を大きく変えることになる」とし「われわれにとっても気候変動との戦いにおいても変化をもたらす」と語った。

セレス・アクセラレーター・フォー・サステナブル・キャピタル・マーケッツのマネジングディレクター、スティーブン・ロスタイン氏はFRBのNGFS加盟について「気候(変動)が銀行の安定性のために重要という具体的なメッセージを市場に送ることになる」と述べた。

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