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G20の脱炭素化ペース、過去20年で最低に鈍化=PwC調査

コンサルティング会社PwCは、20カ国・地域(G20)の脱炭素率が昨年、過去20年間の最低水準に落ち込んだとの調査結果を公表した。資料写真、気温上昇を1.5度以下に抑える目標を掲げるポスター、英国スコットランドのグラスゴー、2021年11月(2022年 ロイター/Phil Noble)

[21日 ロイター] - コンサルティング会社PwCは、20カ国・地域(G20)の脱炭素率が昨年、過去20年間の最低水準に落ち込んだとの調査結果を公表した。地球温暖化による気温上昇を1.5度以下に抑えるという世界の気候目標を達成するには変化のペースを加速する必要があるとした。

「PcWネットゼロ経済指標」では、G20のどの国も気候変動を安定させるのに十分な速度で脱炭素化を進めていないことが示された。

世界全体の脱炭素率は0.5%に低下し、気候目標の達成に必要な12.9%を大きく下回った。G20の脱炭素率は0.2%にとどまった。

PwC・UKのパートナー、ダン・ダウリング氏は、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が定めた2030年までに排出量43%を削減するという期限を守るには、世界の取り組みが明確に不足していると述べた。

G20諸国の中で最も二酸化炭素の排出原単位が減少したのは南アフリカで4.6%減となり、オーストラリアの3.3%減、中国の2.8%減が続いた。

一方、米国、日本、インドでは変化のペースが鈍化した。

今回の結果を踏まえ、世界の脱炭素率を平均で15.2%に引き上げる必要があると分析。2000年以降に達成した水準の11倍に相当する。

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