September 24, 2019 / 8:13 AM / a month ago

世界気象機関、一段の気温上昇を予想 思い切った行動呼びかけ

 9月23日、国連の世界気象機関(WMO)当局者は、世界の気温は今後5年間で産業革命以前と比べて最低1.2─1.3度上昇するとの見通しを示した。写真は2017年7月にドイツ・ハンブルグで撮影(2019年 ロイター/HANNIBAL HANSCHKE)

[ジュネーブ 23日 ロイター] - 国連の世界気象機関(WMO)当局者は23日、世界の気温は今後5年間で産業革命以前と比べて最低1.2─1.3度上昇するとの見通しを示した。

2015年に約200カ国・地域が合意したパリ協定は、世界の気温上昇を産業革命以前に比べて2度より十分低く保つことを目標とし、1.5度に抑える努力を追求するとしている。

WMOの上級科学責任者、オマル・バドゥール氏は、ジュネーブでの記者会見でロイターの質問に、「基本的に(産業革命以前と比較した)気温上昇が、今後5年で少なくとも1.2─1.3度になる見通しだ。思い切った行動が必要だ」と述べた。

22日にWMOが発表したリポートによると、2015─19年は、2011─15年から気温が0.2度上昇し、観測史上最も暑い5年間になるとみられている。

また、15─19年には大気中の二酸化炭素(CO2)やその他の温室効果ガスの量が過去最高水準になったとみられる。CO2濃度の上昇率は、前の5年間に比べて20%増えたという。

WMOの気象予報・適応部門責任者のMaxx Dilley氏は記者団に、「これら統計は警鐘を鳴らしているだけでなく、何とか切り抜けられるという誤った安心感を打ち消すものだ」と指摘。CO2などの温室効果ガスが気候変動の形で表れるまでには時間差があり、今日の排出分は20年後の気温に影響する可能性があると述べた。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below