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オバマ元米大統領、島しょ国を救うため「今行動を」 COP26

バラク・オバマ元米大統領は8日、英グラスゴーで開催中の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、島しょ国が直面している海面上昇のリスクに対処するように呼び掛けた。写真はオバマ氏(2021年 ロイター/Dylan Martinez)

[グラスゴー 8日 ロイター] - バラク・オバマ元米大統領は8日、英グラスゴーで開催中の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、島しょ国が直面している海面上昇のリスクに対処するように呼び掛けた。

オバマ氏は、2015年の第21回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)におけるパリ協定の締結にとって、島しょ国の発言が非常に重要だったと指摘。「私はハワイで育った経験によって形成された」とし、「回復力を高めるために今すぐ行動しなければならない」と訴えた。パリ協定では、世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2度を「十分に下回る」水準に抑えるとの目標が掲げられた。

COP26に参加した島しょ国の首脳は、欧米諸国が年間1000億ドルの気候変動対策資金を提供する約束を果たせていないことについてオバマ氏に質問した。

フィジーのバイニマラマ首相は「とりわけ米国は、気候変動資金の公正な分担を大幅に下回っている」と反発し、「今やわれわれは最も脆弱となっており、我慢して待つように言われている」と言及。

オバマ氏の狙いは、6年前のパリ協定以降、世界がどれだけ進歩したかを強調することだったが、一方でより困難な作業が待ち受けていることも強調した。

オバマ氏は、国際エネルギー機関(IEA)が先週発表した国や企業の新たな計画により地球温暖化を1.8度に抑えることが可能という楽観的な予測と、現在の計画では今世紀中に2.7度という「壊滅的」な上昇を招くという国連の予測との間には大きな隔たりがあると指摘した。その上で、「これは島しょ国にとって大きな相違だ。私たちが緩和できる1度1度が非常に大きい」と述べた。

オバマ氏は8日、気候変動問題に取り組む若い活動家らとも会談し、気候変動対策を実施するよう政府に圧力をかけ続ける必要があると語った。

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