Reuters logo
中国版ベージュブック、第3四半期経済は堅調維持、18年にリスクも
September 27, 2017 / 12:36 AM / 3 months ago

中国版ベージュブック、第3四半期経済は堅調維持、18年にリスクも

[北京 27日 ロイター] - チャイナ・ベージュブック(CBB)インターナショナルの調査によると、中国経済は第3・四半期に減速したとみられるものの、昨年と比べかなり健全な状態を維持しているという。ただ、2018年には大きなリスクが浮上する可能性がある。

 9月27日、チャイナ・ベージュブック(CBB)インターナショナルの調査によると、中国経済は第3・四半期に減速したとみられるものの、昨年と比べかなり健全な状態を維持しているという。北京で1月撮影(2017年 ロイター/Jason Lee)

国内企業数千社を対象にした四半期調査によると、企業利益は健全性がかなり高まっており、雇用も引き続き堅調。一方、成長をけん引してきた5四半期にわたるコモディティー(商品)市場の活況は後退しつつある。

調査は「懸念事項は現在の経済状況ではなく、経済がどこに向かっているかだ。大きな成果の裏には2018年に状況が悪化する可能性が潜んでいる」と指摘。

経済成長は堅調を維持する見込みとする一方、低利の融資や製造業、不動産といった「旧来の」成長エンジンへの過剰な依存が続いていることなどを重大なリスクとして挙げた。

中国のコモディティー価格は今年、政府主導の建設ブームと生産能力削減に関する発表を背景に、大幅に上昇してきた。

しかし、企業の生産能力と生産は依然拡大しており、CBBは生産能力削減はほぼ神話だと指摘。

「コモディティー価格を押し上げているのは需要と投機的な資金流入で、多くのアナリストが指摘してきたような生産能力の削減ではない。これらのトレンドは持続不可能で、需要は明らかに鈍化している」と分析した。

また、リスクの高い融資や急増する債務を抑制する政府の取り組みに対し、中国経済がおおむね底堅さを見せているとの市場の見方に警鐘を鳴らした。

CBBは第3・四半期の中国企業の借り入れは貸出金利が低下する中、過去4年間で2番目に高い水準を記録したとし、「企業が実際にレバレッジを解消しているにもかかわらず、良好な業績を上げていると信じるのは深刻な間違いだ」と指摘。

「2018年に引き締めが実施されれば、企業は大方のアナリストが認識しているよりもはるかに大きな衝撃を受ける」と警告した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below