January 26, 2015 / 4:12 PM / in 5 years

人民元のSDR構成通貨入り、IMFで議論活発に

[ロンドン/ワシントン 26日 ロイター] - 中国は今年後半に予定される国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)の構成通貨の見直しで、人民元を加えるように改めて要請する見通しだ。

 1月26日、中国はIMFの特別引き出し権の構成通貨の見直しで、人民元を加えるように改めて要請する見通しだ。写真は人民元紙幣。北京で2013年11月撮影(2015年 ロイター/Jason Lee)

2010年以来5年ぶりの見直しとなるが、20カ国・地域(G20)は以前よりも中国の要請を進んで検討する姿勢を示す可能性がある。

米国の当局者らは、この問題に関するIMFの報告書が今年公表されてから見解を示す意向だが、アジアや他のG20諸国の当局者らは5年前の見直しと違い、この問題が活発に議論される見通しだとしている。

SDRは現在、円、ドル、ポンド、ユーロの4通貨の通貨バスケットで構成されている。

この5年間に人民元の国際的地位は飛躍的に向上している。5年前には、元が完全に交換可能な通貨からはほど遠いという指摘が元を対象通貨とすることに反対する議論の中心となったが、元のオフショア取引の急増を受けてそのような見方は後退しつつある。

為替取引プラットフォームEBSは今月、人民元が最も取引が活発な通貨上位5位に入ったと発表した。

アジアのG20関係筋は、人民元がSDRに加わることは、中国への投資を促進することになるため、韓国のような諸国は歓迎するだろうと述べた。ただ、いかなる決定も単なる人民元の採用ではなく、ロードマップの提示という形になる公算が大きいとした。

アジアのある中銀の高官は、「今年は元を組み入れる年になりそうだ」と述べた。

SDRの見直しの第1段階は5月の非公式理事会で、秋に正式な見直しが予定されている。変更を決定した場合は2016年1月からの実施となる。

当局者らは、人民元を組み入れるには、米国の支持が極めて重要になると指摘する。

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