[9日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)は、飲料大手コカ・コーラとペプシコに対して、価格差別を巡る調査を行っている。米政治専門サイトのポリティコが9日に報じた。
米国の反トラスト法(独占禁止法)は、大規模なフランチャイズやチェーンが中小企業に対して価格差別を行うことを禁じている。
関係筋によると、FTCはウォルマートなどの小売大手から少なくとも過去1カ月、ソフトドリンクの仕入れ方法や価格設定に関するデータなどを要請していた。ウォルマートは現時点で調査対象にはなっていないという。
FTC、コカ・コーラ、ペプシコ、ウォルマートは、ロイターのコメント要請に応じていない。
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