[ニューオーリンズ 17日 ロイター] - 全米コーヒー協会(NCA)は、ニューオーリンズで行われた年次総会で、毎日1杯のコーヒーを飲んでいる米国人の割合が2012年以来の高水準になったと発表した。
ソーダやジュースの需要が減少傾向にあるのに対し、コーヒーは家庭での消費からエスプレッソベースのグルメコーヒーまで、需要増が続いているという。
調査では、回答者3000人に、前日何を飲んだかを質問。その結果、18歳以上の米国人のうち、前日にコーヒーを1杯飲んだと回答した人の割合は2012年以来となる64%だった。2017年の同調査では62%だった。
コーヒー消費が落ち込んだ1990年代中頃には50%を下回っていた。
需要を主導しているのは家庭での飲用で、前日に家でコーヒーを飲んだと回答した人は全体の79%。カフェなど家以外の場所での消費は36%だった。また、ミレニアル世代は、前日にグルメコーヒーを飲んだとの回答が全体の48%と高い割合だった。
調査によると、近年需要が大きく伸びているのは、コーヒー、ボトル入り飲料水、および茶となっている。