[東京 26日 ロイター] - マネックスグループ8698.Tが発表した決算資料によると、傘下の仮想通貨取引所コインチェックの4―6月期の税引前損益は1億4200万円の黒字となった。暗号資産(仮想通貨)の市況が活況で、新規口座開設が急増。2018年4月にマネックスGの傘下に入って以降、初の黒字となった。
暗号資産(仮想通貨)の価格が4月以降に上昇。国内の月間取引高は4―6月平均で前四半期平均の2.4倍に伸びたが、コインチェックの収益は約4倍になった。モナコインの取り扱い開始で新規ユーザーの獲得につながったほか、取引画面などを使いやすいデザインに変更することで使用頻度が上がった。
*内容を追加しました。
和田崇彦
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」