[フランクフルト 14日 ロイター] - 独コメルツ銀行(CBKG.DE)が発表した第4・四半期決算は、株主帰属純利益が前年同期比51%増の1億1300万ユーロ(1億2743万ドル)となり、ロイターがまとめたアナリスト予想の7570万ユーロを上回った。
コメルツ銀は、今年と来年は一段のコスト削減に取り組み、年間増収率は3%を目指すと明らかにした。
同行は人員削減やバックオフィスのデジタル化、リテール顧客基盤の拡大を通じて業務改革を行っている。
事業再編プログラムは2016年に発表され、2020年に完了する見通し。
コメルツ銀の株価は0854GMT(日本時間午後5時54分)時点で約4%高。
同行を巡っては、競合するドイツ銀行(DBKGn.DE)との合併に関する臆測が広がっている。