June 4, 2018 / 2:38 AM / 21 days ago

豪コモンウェルス銀、資金洗浄問題で過去最大の制裁金支払いへ

[シドニー 4日 ロイター] - 豪コモンウェルス銀行(CBA)(CBA.AX)は、マネーロンダリング(資金洗浄)防止法に違反したとして豪金融取引報告・分析センター(AUSTRAC)に提訴されていた件で、7億豪ドル(5億2930万米ドル)の制裁金支払いによる和解案に合意したと発表した。

 6月4日、豪コモンウェルス銀行(CBA)は、マネーロンダリング(資金洗浄)防止法に違反したとして豪金融取引報告・分析センター(AUSTRAC)に提訴されていた件で、7億豪ドル(5億2930万米ドル)の制裁金支払いによる和解案に合意したと発表した。写真は同行のロゴ。シドニーで昨年2月撮影(2018年 ロイター/Jason Reed)

豪政府によると、資金洗浄・テロ資金供与防止法違反で科される制裁金としては過去最大。

裁判所に提出された和解に関する文書によると、疑わしい取引の報告を繰り返し怠り監視手続きが機能していなかったなどの関連法違反の事例は5万3750回に上った。

文書は「CBAの口座を通じた資金洗浄は、覚醒剤のメタンフェタミンをはじめとする違法ドラッグや銃器を輸入・販売する組織が得ていた資金が含まれた」と説明。「犯罪組織はドラッグの輸入、販売で資金洗浄組織に依存している」と指摘した。

CBAの株価は序盤取引で2%上昇。

マット・コミン最高経営責任者(CEO)は文書で「意図的ではなかったが、われわれが犯した過ちの深刻さを十分理解している」と表明。「今回の和解は明確に過ちを認めるもので、前進するための重要な一歩となる」とした。

同行は当局に指摘された法違反の大半がコンピューターのミスだと説明してきた。しかし株は売り込まれ、イアン・ナレブ前CEOは世論の批判を受けて辞任した。

CBAは2018年度上半期(17年7─12月)決算で、資金洗浄防止法違反を巡る訴訟の関連費用や民事制裁金の準備金として3億7500万豪ドルを計上。今回支払いに合意した制裁金はその2倍近くとなった。

同行は4日、8月公表予定の通年決算で制裁金支払いのために7億豪ドルを計上する計画を明らかにした。また、当局から10億豪ドルの自己資本積み増しを命じられている。

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