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UPDATE 3-米ツイッターが来月にも上場へ、10億ドルのIPO申請 SEC提出文書で業績を初開示

* 2012年売上高は前年比約3倍の3.169億ドル

* 2010年以来、利益の計上なし

* 売り上げの87%強を広告収入に依存

* 上場先は明らかにせず (内容を追加しました)

[サンフランシスコ 3日 ロイター] - 米短文投稿サイト運営大手ツイッターが新規株式公開(IPO)で10億ドルの調達を目指していることが3日、証券取引委員会(SEC)へ提出した文書で明らかになった。

シリコンバレー関連企業のIPOの規模としては2012年のフェイスブック 以来の大きさとなる。全ての手続きが順調に進めば、11月にも上場する見通しだ。

サービス開始から約8年となるツイッターは、今回の提出文書で業績を初めて開示した。それによると、ツイッターの売上高は、2011年の1億0630万ドルから、12年にはほぼ3倍の3億1690万ドルに拡大。このうち約65%はモバイルユーザーから得た。ただ、同社は2010年以来、利益を上げていない。

6月30日までの3カ月間における月間平均のアクティブユーザー数は2億1830万人だった。アクティブユーザーのうち、4分の3がモバイルユーザーとみられるという。

今年上期の売上高は2億5360万ドルだったものの、6930万ドルの損失を計上した。

ツイッターは文書の中で「売り上げの大部分を広告が占めており、広告収入の減少はわれわれの事業を損なう可能性がある」と説明。売り上げの87%強を広告収入が占めるとして、収益構造に注意を促している。

ユーザー基盤は着実に拡大しているものの、広告単価は過去5四半期に下落していると警告。ただ、サービスを急速に拡大するための意図的かつ長期的な努力による結果だと説明した。

また、こうした戦略がより多くの広告主、特に中小企業や外国企業を引きつけており、売り上げは伸びていると指摘した。

ロイターが算出したところによると、2013年第2・四半期におけるツイッターのユーザー1人当たりの平均売上高は0.64ドル。一方、フェイスブックはおよそ1.60ドルとなっている。

ピボッタル・リサーチ・グループのアナリスト、ブライアン・ウィーザー氏は、損失は「取るに足らない問題」だと指摘。「利益を上げていたなら驚きだった。実際に問題なのは顧客当たりの売り上げであり、通常料金で広告主からどのくらい得ているのか疑問だ」と述べた。

ティッカーシンボルは「TWTR.」となる。ただ、上場先はニューヨーク証券取引所なのか、ナスダック市場なのか明らかにしていない。

ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ、アレン&Co、ドイチェ・バンク・セキュリティーズ、コード・アドバイザーズが幹事を務める。

<共同創業者エバン・ウィリアムズ氏が筆頭株主>

ツイッターは現在、約2000人の従業員を抱えるほか、世界に15カ所のオフィスを構えている。

株主構成をみると、共同創業者で元最高経営責任者(CEO)のエバン・ウィリアムズ氏が12%を保有し、筆頭株主となっている。また、別の共同創業者であるジャック・ドージー会長が4.9%を保有、もう1人の共同創業者ビズ・ウィリアムズ氏は主要株主リストに含まれていない。コストロ現CEOは1.6%を保有している。

個人以外の株主をみると、ベンチャー企業のベンチマークとその関連会社が6.7%を保有。リズビ・トラバース・マネジメント、スパーク・キャピタル、ユニオン・スクエア・ベンチャーズ、DSTグローバルがそれぞれ5%以上のツイッター株を保有している。

ツイッターの提出文書には、フェイスブックやグーグルといったこれまでのインターネット企業と違って、創業者の書簡が添付されていない。とはいえ、「@twitter,」からのショートメッセージの中で、ツイッターは「障壁なしにアイデアや情報をすぐに生み出し、共有する力」を全ての人に与えることが使命だと説明。「自由かつグローバルな会話を損なうことなく、向上させるような方法により、われわれの事業や売上高は常にその使命に従うだろう」と指摘した。

(INVESTMENTVIEWS)

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