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民生用リチウムイオン電池出荷、サムスンが年間シェア初首位 パナソニック抜く=調査会社

 [東京 27日 ロイター] 調査会社テクノ・システム・リサーチ(東京・千代田区)によると、携帯電話などに使われる民生用リチウムイオン電池の2012年の出荷シェアで、韓国サムスンSDI006400.KSが25.1%となり、年間ベースで初めて1位を獲得した。11年まで首位を維持してきたパナソニック6752.T(旧三洋電機含む)は20.7%と2位に転落した。

 同調査会社では、サムスンがスマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット端末向けに加え、電動工具用などにもシェアを伸ばしており首位獲得につながった、と分析している。3位は韓国LG化学051910.KSの16.0%だった。民生用リチウムイオン電池は携帯電話、タブレット端末、デジタルカメラなどに使われる小型電池で、自動車用や家庭用などの大型電池は含まない。

 円高・ウォン安を背景に過去数年間で韓国勢は急速に追い上げ、東日本大震災で日本からの供給が不足したこともあり、四半期ベースでは11年4―6月期にサムスンが1位をすでに奪取、同年10―12月期以降も同社の首位が続いている。11年は、パナソニックが同年4月に完全子会社化した旧三洋電機(18.6%)を合わせて23.5%、サムスンは23.2%で、0.3ポイントの差で及ばなかった。

 一方、同調査会社は韓国勢だけでなく、中国勢にも注目。天津力神のシェアが11年の4.2%から12年は5%、ATL社が3.9%から5.7%と拡大しており、「着々と販売を伸ばして影響力を強めてきている」と指摘している。

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