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UPDATE2: ドコモ<9437.T>、ソニーとサムスンのスマホ値下げ 夏商戦の「2トップ」に

*販売規模などを追加します。

 [東京 15日 ロイター] NTTドコモ9437.Tは15日、今夏の商戦で投入するスマートフォン(多機能携帯電話=スマホ)10機種のうち、ソニー6758.T製と韓国サムスン電子005930.KS製の2機種を強化モデルとして販売し、実質的な販売価格を引き下げると発表した。米アップルAAPL.O製のスマホ「iPhone(アイフォーン)」を取り扱うソフトバンク9984.TとKDDI9433.Tに対抗する。

 ドコモは昨夏にスマホ16機種を投入したが、顧客から機種数が多くて選びにくいという声があったといい、今夏は機種数を減らし、ソニーとサムスンの2機種をおすすめモデルとして売り出してスマホの販売拡大を図る。

  <おすすめ2機種は各100万台規模販売目標>

 加藤薫社長は同日の夏商戦向けスマホ発表会で、新機種であるソニーの「エクスぺリアA(エース)」とサムスンの「ギャラクシーS4」について、「自信を持っておすすめするドコモの顔といえる2トップと位置付け、特別価格で提供したい」と述べ、値下げして販売を強化する方針を示した。

 2年契約などを条件とし、ユーザーの実質負担額がエクスぺリアで約5000円(現行機種では約2万円台半ば)、ギャラクシーで1万円台半ば(同3万円台半ば)に引き下げる。加藤社長は、エクスペリアとギャラクシーそれぞれ100万台規模の販売を目指したい、との考えも示した。

 ドコモが今夏投入するスマホにはこのほか、シャープ6753.T製の「アクオス」や富士通6702.T製の「アローズ」など他メーカーの8つの新機種もあるが、これらのユーザー実質負担額は2万円台後半から4万円台前半となる。このため、ドコモが選んだ「2トップ」との価格差が際立ち、端末の売れ行きを大きく左右する可能性がある。冬商戦では強化モデルをあらためて選び直す方針で、加藤社長は「メーカーではなく、あくまで端末の魅力で選ぶ」としている。

 ドコモでは顧客流出が続いており、今年1月末にも機種を絞り込む方針を打ち出していた。これまでは多いときで約20機種を投入するなど品ぞろえを売りにしてきたが、今後はできるだけ多くの数量が販売できる機種を選ぶ戦略に転換する。2014年3月期のドコモのスマホ販売は1600万台を計画している。

  <LINEと提携>

 ドコモは同日、夏商戦向けスマホの発表とあわせて、無料通話・メールのアプリ「LINE(ライン)」を運営するLINE(東京・渋谷)と提携することも発表した。高齢者向けの「らくらくスマホ」用アプリの開発などで連携し、利便性向上につなげる。今後も「サービス面などでの戦略的提携の検討も進めていく」(加藤社長)としている。

  (ロイターニュース 白木真紀;編集 佐々木美和)

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