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UPDATE1: 米アップル<AAPL.O>とサムスン電子<005930.KS>の特許訴訟、特に影響はない=ドコモ<9437.T>幹部

 [東京 28日 ロイター] NTTドコモ9437.Tの丸山誠治・プロダクト部長は28日、韓国サムスン電子005930.KSのスマートフォン(高機能携帯電話、スマホ)が米アップルAAPL.Oの一部の特許を侵害したと米カリフォルニア州連邦地裁で評決を受けたことについて、「当社への影響は特にないと考えている」との見解を示した。丸山氏はスマホとタブレット(多機能携帯端末)の新モデルに関する記者説明会で語った。

 ドコモは主力製品の1つとしてサムスン製の「ギャラクシー」シリーズを国内で販売。アップルの特許侵害訴訟では、31日に東京地裁でサムスン電子日本法人に対する訴訟の判決が出る予定だ。丸山氏は、知的財産権は国によって考え方が異なるほか、争点も各国で異なり、各国で判決が違っても不思議ではないとして「日本でどういう結果が出るかが一番問題だ」と語った。

 丸山氏は「ドコモブランドで販売する端末はメーカーとドコモで共同開発という形をとっている。当然、開発プロセスの中で第三者の権利を侵害していないかどうか両社で分担してチェックをしており、必要に応じて対処している」と説明。ある程度カスタマイズされた端末が日本では投入されており、グローバルモデルとドコモブランド製品は違っているという。

 同氏によると、日本での訴訟では2つの特許を巡って争われており、争点の1つで、画面を端までスクロールするとバウンドするように見える「バウンシング」特許については「知的財産権を侵害しないよう対処策を講じているため、特に問題はない」と述べた。もう1つの争点、パソコンと端末のデータ同期に関する特許に関しては、近日中に地裁で判決が下されるとして「コメントを差し控える」と語った。

 法廷闘争によってサムスン製品のイメージが低下するのではないかとの指摘に関しては、丸山氏は「その可能性はある」とし、「世界各国での訴訟の行方を注視し、日本のユーザーにきちんと事実関係を説明してご理解いただけるよう努力するしかない」と述べた。ドコモとしても多くの特許を出願している立場であり、「発明者の権利はきちんと保護されるべきだ」というのが基本的なスタンスだとした。

 (ロイターニュース 白木真紀)

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