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コアCPIの前年比、21年1─6月は0.1─0.8ポイント下方改定 新基準で再計算

[東京 6日 ロイター] - 総務省は6日、今年1月から6月の消費者物価指数を2020年基準で再計算した結果を公表した。生鮮食品を除く総合(コアCPI)の前年同月比は、旧基準で計算した発表済みの数値から0.1─0.8ポイントの下方改定となった。

総務省は消費者物価指数が経済の実状をよりよく反映するよう、定期的に調査対象品目を入れ替え、指数に占める各品目の影響度(ウエイト)なども見直している。8月20日に公表する7月分から2020年基準に切り替えるのに伴い、公表済みの今年1━6月分を再計算した。

新基準で、コアCPIの前年同月比は1月分と2月分が0.1ポイント、3月分が0.2ポイント、4月分が0.8ポイント、5月分と6月分が0.7ポイントそれぞれ下方改定となった。1─4月分まではマイナス幅が拡大、プラスだった5、6月分はマイナス圏に転じた。

6月は0.2%上昇だったが、基準改定により0.5%低下となった。

CPIは、ウエイトの大きい品目ほど全体に与える影響が大きくなる。今回の基準改定では携帯電話通信料のウエイトが上昇。足元で、大手キャリアによる通信料引き下げの影響が旧基準に比べて大きく表れるようになった。

日銀が公表している「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の政策委員見通し(中央値)では、2021年度のコアCPI対前年度比がプラス0.6%だった。今回のCPI基準改定により、次回の展望リポートで下方修正される可能性が高いとみられている。

(杉山健太郎)

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