[マドリード 7日 ロイター] - サッカーのスペインリーグは7日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による中断からリーグを再開する際に無観客試合になることを受け、スタンドにバーチャルのファンを登場させるなど試合の盛り上がりを演出する考えを示した。
同リーグは声明でテクノロジーにより「延期される前の風景、音に非常に近い魅力的な形で試合を観戦できるようになる」と語った。
スタンドの仮想化はノルウェーの会社「VIZRT」、音声に関してはビデオゲームメーカーの「EA SPORTS FIFA」との協力で実施される。
なお、スペイン国内向けの放送では、無加工の無観客試合の放送も選択肢として提供されるが、国際放送では演出された映像のみとなる。
リーグは11日のセビリアとベティスのダービーマッチから再開となる。
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