March 13, 2019 / 1:28 AM / 2 months ago

企業物価指数2月は前年比+0.8%、原油高で4カ月ぶり上昇幅拡大

 3月13日、日銀が発表した2月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数(2015年=100.0)は前年比でプラス0.8%となった。写真は京浜工業地帯の工場。川崎市で2016年9月に撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 13日 ロイター] - 日銀が13日に発表した2月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数(2015年=100.0)は前年比でプラス0.8%となった。プラスは26カ月連続。昨年末の原油価格下落の影響を受けて、1月まで上昇幅は3カ月連続で縮小していたが、年明けから原油価格が下げ止まり・反発したことから、4カ月ぶりにプラス幅が拡大した。

ロイターがまとめた民間調査機関の予測中央値は前年比プラス0.7%だった。2月の指数は101.1。

前月比はプラス0.2%で、4カ月ぶりにプラスに転じた。

米中貿易協議進展の期待感や米国の利上げスタンスの転換、中国の景気対策などがあり「ひところに比べると市場参加者の悲観的な見方が和らぎ、各種の商品市況の下げ止まりや持ち直しにつながった」(幹部)と日銀はみている。また、年明けは為替相場がやや円安方向に振れたことも、企業物価の押し上げ要因となった。

原油市況の影響を受ける「石油・石炭製品」は、1月の前月比マイナス4.2%から2月はマイナス2.1%へとマイナス幅が縮小した。米中貿易摩擦の懸念から下落していた銅やアルミニウムなどの「非鉄金属」も前年比5.6%下落と、前月の7.4%下落から下落幅を縮小させた。

今後について日銀は「米中貿易摩擦を巡る不意透明感が強い状況は続くため、世界経済に与える影響に注意が必要な状況が続く」とし「商品市況だけでなく、実体経済の動向も重要なポイントになる」(幹部)とコメントしている。

公表744品目のうち、前年比で上昇したのは393品目、下落は276品目だった。上昇と下落の差は117品目で、前月から22品目減少した。

清水律子

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