December 28, 2018 / 6:52 PM / 22 days ago

独12月CPI速報値前年比1.7%上昇、予想下回る

[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が28日発表した12月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比1.7%上昇と、前月の2.2%上昇から急減速した。欧州中央銀行(ECB)の物価目標を下回った。市場予想は1.9%上昇だった。

前月比では0.3%上昇した。市場予想は0.4%上昇だった。

ECBはユーロ圏全体の物価上昇率の目標を2%をやや下回る水準としている。

12月のドイツの物価は、エネルギー価格の伸びが急減速したことが抑制要因だった。エネルギー価格は月々の変動が激しい傾向がある。

この日発表されたスペインの12月のCPIは、EU基準HICPで前年比1.2%上昇と、市場予想の1.6%上昇を下回った。前月は1.7%上昇していた。

バークレイズのエコノミスト、ファビオ・フォワ氏は「ドイツとスペインの12月の物価速報値は、エネルギーの値下がりを反映して総合指数が鈍化しているとの見方を後押しする。一方でコアのモノやサービスの勢いが加速している兆しはなく、基調としては大方安定している」とした。

ECBは今月、2兆6000億ユーロ(2兆9800億ドル)規模の資産買い入れ政策を正式に終えた上で、域内の予想外な景気減速や政治的混乱を踏まえ、向こう数年間は景気を刺激し続けると述べた。金利を来年の夏にかけて過去最低水準に維持するとした上で、最初の利上げが2020年初めまでないとの市場の見方を変えるような発言は行わなかった。

ECBは前日、世界経済は2019年に減速した後に安定するが、物価は上昇し続けるだろうとの見方を示した。

こうした中、域内の成長は数週間前と比べても減速している。また、世界的な貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)強硬離脱の可能性、イタリアの予算を巡る欧州委員会との対立などで見通しも曇っている。

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