[パリ 2日 ロイター] - 時価総額でフランス第2位の銀行、クレディ・アグリコル(CAGR.PA)が2日に発表した第2・四半期決算は、利益が大幅に減少した。投資銀行部門が振るわず、全体の足を引っ張った。
グループの純利益は15%減の12億2000万ユーロ(13億4000万ドル)。収入は0.4%減の51億5000万ユーロだった。法人・投資銀行部門の利益は4億6000万ユーロと22%減少した。
UBSのアナリストは、債券・為替・商品(FICC)収入が前年同期比5%減少したことを指摘。「世界的なトレンドに沿ったものだが、コンセンサスよりは良かった」と分析した。
クレディ・アグリコルは、法人・投資銀行部門の不振について、「さえない」市場とマージン低下を理由に挙げた。