April 23, 2020 / 7:57 AM / in a month

クレディ・スイス、第1四半期は75%増益 コロナ危機で見通し慎重

[チューリヒ 23日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイス・グループが発表した第1・四半期決算は75%の増益だった。ただ、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が今後数四半期の業績に影響を与え、引き当ての積み増しなどを迫られる可能性があるとの見方を示した。

純利益は特別利益の計上などによって13億1400万スイスフラン(13億5000万ドル)に増加。同社がまとめたアナリストの予想平均(9億9700万フラン)を上回った。市場の不安定化を受けたトレーディング収入の増加、一部地域での「顧客活動レベルの異例の高さ」が、投資銀行業務などの不振を補った。

元幹部への内偵問題で2月に辞任したティージャン・ティアム氏の後を継いだトーマス・ゴットシュタイン最高経営責任者(CEO)は「強固な資本・流動性基盤のおかげで、新型コロナに関連した不確実性が続くとみられる今後数四半期の間、顧客や社員、社会を十分支えられる立場にある」と述べた。

法人融資部門は、新型コロナの経済への打撃の兆候が出始めており、貸倒引当金は5億6800万フランと、前年同期の8100万フランから大幅に増加した。

自己資本比率は12.1%で、2019年第4・四半期の12.7%から低下。貸出先が借入枠を取り崩したことが一因。

投資銀行・資本市場部門の収入は47%減の1億8900万フラン。M&A(合併・買収)や新規株式公開(IPO)が凍結状態になったことが響いた。

富裕顧客の動きが活発で、インターナショナル・ウェルス・マネジメント部門の収入は6%増加し15億フランとなった。運用資産は市況悪化の影響で1000億フラン減の1兆4000億フランとなった。

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