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クレディ・スイス、投資銀行縮小し富裕層向け注力 四半期は減益

スイスの金融大手クレディ・スイスは4日、一連の不祥事を受けた組織再編で、投資銀行部門を縮小し富裕層向けサービスに注力する方針を示した。写真は11月3日、チューリッヒで撮影(2021年 ロイター/Arnd WIegmann)

[フランクフルト/チューリヒ 4日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスは4日、一連の不祥事を受けた組織再編を発表した。破綻した米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントなどヘッジファンドと取引を行っていたプライムブローカレッジ業務の大部分を閉鎖し、投資銀行部門を縮小する一方で、富裕層向けサービスに注力する方針を示した。

業務組織は、ウェルスマネジメント、投資銀行、スイス銀行、資産運用の4部門に簡素化。地域は、欧州・中東・アフリカ(EMEA)、アジア太平洋、南北アメリカ、スイスの4地域とする。

富裕層向けのプライベートバンク業務には追加で30億スイスフラン(33億ドル)を投じ、グローバル業務として一元化する。

プライベートバンク部門は今後3年で500人増員する。現在9000億フランの預かり資産を2024年までに1兆1000億フランに増やすとしている。

投資銀行部門は、企業へのM&Aや上場に関する助言、現物株式などプライベートバンクの顧客が関心を持つ金融商品の取引に絞る。プライム・ブローカレッジ業務、新興国の融資業務、仕組みデリバティブ、その他非中核市場の業務を縮小する。

アントニオ・ホルタオソリオ会長は「リスク管理が我々の行動の中核になり、責任を強化する文化の醸成に寄与するだろう」と述べた。

同日発表した第3・四半期決算は21%の減益となった。第4・四半期は純損失になるとし、投資銀行関連で残っているのれん代約16億フランを償却するためと説明した。

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