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クレディ・スイス第1四半期、純損失2.5億フラン アルケゴス破綻で

[チューリヒ 22日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスが22日発表した2021年第1・四半期決算は、税引き前損益が7億5700万スイスフランの赤字となった。米アルケゴス・キャピタル・マネジメントの破綻で多額の損失計上を強いられた。ただ、先に発表していた見通しの約9億フランよりは小幅なものにとどまった。

投資損失などで経常した費用は44億スイスフラン。これがなければ、税引き前利益は36億フランと、過去10年で最高益となるはずだった。

純損失は2億5200万フラン。アナリスト17人の予測中央値は8億1500万フランだった。

同社は、転換社債を発行して資本を調達していることを明らかにした。

ゴットシュタイン最高経営責任者(CEO)は声明で、第1・四半期の損失はアルケゴス問題が原因であり、「受け入れ難い」とした上で、転換社債の発行によりバランスシートを強化し、中核事業の勢いを増すことができるとの見解を示した。

第2・四半期にも、アルケゴス問題は約6億スイスフランの影響を残すと予想。すでに97%の関連ポジションを解消している。

同社はまた、英金融サービス会社グリーンシル・キャピタルの破綻でも大きな痛手を被った。内部・外部の調査が入ったほか、幹部を更迭する事態に発展している。

特に堅調だった部門としては、アジア太平洋地域事業が前年同期比154%増の大幅増益を達成したほか、スイス事業の税引前利益は25%増を記録した。この2部門だけは、アルケゴスとグリーンシル破綻の影響を受けなかった。

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