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クレディ・スイス、マネロン関与疑惑で7日初公判

 スイス金融大手クレディ・スイスがブルガリアの犯罪組織によるコカイン密輸に絡みマネーロンダリング(資金洗浄)を容認した罪で起訴された事件で、スイスの裁判所は7日に初公判を開く。写真はチューリヒにある支店。2021年11月撮影(2022年 ロイター/Arnd WIegmann)

[チューリヒ 7日 ロイター] - スイス金融大手クレディ・スイスがブルガリアの犯罪組織によるコカイン密輸に絡みマネーロンダリング(資金洗浄)を容認した罪で起訴された事件で、スイスの裁判所は7日に初公判を開く。同国では大手金融機関を巡る初の刑事裁判で、大きな注目を集めている。

検察当局は、クレディ・スイスと同社の元顧客担当幹部の1人がマネロンを防ぐために必要な措置を取らなかったと主張。

これに関し同社はロイターへの声明で、「当社は全ての容疑を根拠がないとして明確に否定する」と表明した。

検察は同社に約4240万スイスフランの支払いを求めている。

起訴状によると、違法薬物の密輸に関連し、イタリアとブルガリアで2017年と18年に有罪判決を受けているブルガリアの元レスラー、エベリン・バネフ氏とその関係者との取引が問題となっている。

元顧客担当幹部はクレディ・スイスに04年に加わった際、バネフ氏と関係がある少なくとも1人のブルガリア人を顧客として紹介。この顧客が同社の貸金庫に多額の現金を預けたという。顧客は05年にブルガリアの首都ソフィアで撃たれて死亡した。

検察側は、多額の不正資金をマネロン当局の警戒を呼ばない程度の少額に分割して洗浄を行う「スマーフィング」を行ったとみている。貸金庫に預けた現金は後に口座に移された。

元顧客担当幹部は1億4600万フラン相当の取引を顧客のために実施し、マネロンをほう助した疑いが持たれている。同幹部は10年にクレディ・スイスを退社した。

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