[東京 8日 ロイター] - 財務省が8日発表した国際収支状況速報によると、4月の経常収支は5011億円の黒字となった。ロイターが民間調査機関に行った事前調査の予測中央値は5110億円程度の黒字で、公表された黒字幅は予想とほぼ一致した。
前年同月との比較では、黒字幅が6286億円縮小した。経常収支のうち、貿易収支が赤字となったことが主因。貿易・サービス収支は1兆6537億円の赤字だった。
第1次所得収支は2兆3706億円の黒字で、前年同月に比べて黒字幅を3649億円拡大した。一方、第2次所得収支は2157億円の赤字だった。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」