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経常収支が8年ぶり赤字幅、過去最大に迫る1兆円超 原油高が直撃

[東京 8日 ロイター] - 財務省が8日発表した国際収支状況速報によると、2022年1月の経常収支は1兆1887億円の赤字だった。月次収支の赤字額が1兆円超となるのは14年1月以来8年ぶり。世界的な原油高で燃料輸入が膨らみ、過去最大の赤字幅に迫る規模となった。

 財務省が8日発表した国際収支状況速報によると、1月の経常収支は1兆1887億円の赤字となった。ロイターが民間調査機関に行った事前調査の予測中央値は8802億円程度の赤字だった。写真は円紙幣。2011年8月撮影(2022年 ロイター/Yuriko Nakao)

経常収支が赤字となるのは2カ月連続。貿易・サービス収支が2兆3422億円の赤字となったほか、サービス収支も7379億円の赤字と、それぞれ赤字幅を広げた。

第1次所得収支は1兆2890億円の黒字となったが、貿易収支の赤字を補いきれなかった。

ロイターが民間調査機関に行った事前調査の予測中央値は経常収支が8802億円程度の赤字で、公表された赤字幅は予想を上回った。

財務省によると、赤字の大きさは過去最大だった14年1月の1兆4561億円に次ぐ規模。1兆円超の赤字は過去に2例しかない。

<対外純資産は初の400兆円台>

同省が併せて公表した対外資産負債残高によると、21年12月末の純資産残高1次推計値は415兆7000億円だった。21年9月末の2次推計値は383兆2120億円で、30兆円余り増える計算になる。

同省によると、日本企業による海外企業の直接投資が増えたのが主因で、実現すれば過去最大だった19年末の約357兆円を超え、初めて400兆円台に乗せる。

企業が議決権ベースで10%を超える株式を取得した場合は直接投資に、10%未満なら証券投資に振り分けられる。

対外資産負債残高は、前年末の実績を5月末までに財務大臣が閣議に報告することが外為法で定められている。

*財務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

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