for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

経常黒字、5カ月連続で1兆円台 11月の国際収支は予想上振れ

 1月12日、財務省が発表した国際収支状況速報によると、11月の経常収支は1兆1435億円の黒字となった。都内の貿易港で昨年撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 12日 ロイター] - 財務省が12日発表した2015年11月の国際収支(速報)によると、貿易や投資による日本と海外の取引状況を示す経常収支の黒字は1兆1435億円だった。経常収支の黒字は昨年7月以降5カ月連続で1兆円の大台が続いており、潜在的な円高圧力になりそうだ。

経常収支の黒字は17カ月連続。前年同月からは7033億円増加した。

企業が海外から受け取る利子や配当を合わせた第1次所得収支が全体の黒字を押し上げる構図は変わらない。同月は1兆5423億円と前年同月から2697億円増え、11月としては比較可能な1985年以降で最大だった。

訪日外国人の急増を反映する旅行収支も黒字幅を広げ、輸送などを含めたサービス収支全体としては615億円の黒字と、3カ月ぶりの黒字となった。

一方、中国の景気減速などで輸出額全体は減少し、輸出から輸入額を差し引いた貿易収支は2715億円の赤字と、3カ月ぶりのマイナスとなった。世界的な原油安で燃料輸入が減少し、前年同月との比較で赤字額そのものは縮小した。

ロイターが統計発表前に実施した民間調査では、11月の予測中央値は8585億円の黒字で、実際の統計はこれを上回った。

*内容を追加します。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up