June 18, 2020 / 5:32 AM / 2 months ago

リンクトイン利用したハッカー、欧州の防衛企業に不正侵入=調査

 6月17日、スロバキアのサイバーセキュリティ会社ESETは、ハッカー集団が欧州の軍事請負企業ネットワークに入り込むため、ビジネス向け交流サイト(SNS)のリンクトイン上で米防衛大手のコリンズ・エアロスペースやゼネラル・ダイナミクスで働く人材採用担当者を装っていたとする調査結果を公表した。写真はカリフォルニア州 で2013年2月撮影(2020年 ロイター/Robert Galbraith)

[ロンドン 17日 ロイター] - スロバキアのサイバーセキュリティ会社ESETは17日、ハッカー集団が欧州の軍事請負企業ネットワークに入り込むため、ビジネス向け交流サイト(SNS)のリンクトイン上で米防衛大手のコリンズ・エアロスペースやゼネラル・ダイナミクス(GD.N)で働く人材採用担当者を装っていたとする調査結果を公表した。

ESETによると、ハッカーは米企業から仕事のオファーがあると偽って従業員に接触し、昨年に中欧の防衛・航空宇宙企業少なくとも2社のシステムに不正侵入することができた。リンクトインのプライベートメッセージ機能を利用し、悪質なコードが含まれた文書を送付。従業員はだまされて開封したという。

ESETは守秘義務を理由に被害に遭った企業名を明らかにしなかった。情報の窃盗があったかどうかは不明だという。

コリンズ・エアロスペースとゼネラル・ダイナミクスからは今のところコメントを得られていない。

ESETはハッカー集団の身元を特定できなかったものの、「ラザルス」として知られる北朝鮮の集団に何らかのつながりがあったと指摘。米検察当局はラザルスについて、ソニー・ピクチャーズやバングラデシュ中央銀行などが被害に遭った一連のサイバー強盗を画策したと非難している。

在ニューヨークの北朝鮮国連代表団にコメントを求めたが、今のところ回答を得られていない。

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