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チェコ中銀が125bp利上げ、急激なインフレに対応 追加引き締め示唆

チェコ国立銀行(中央銀行)は4日、政策金利である2週間物レポ金利を125ベーシスポイント(bp)引き上げ2.75%とした。2017年8月撮影(2021年 ロイター/David W Cerny)

[プラハ 4日 ロイター] - チェコ国立銀行(中央銀行)は4日、政策金利である2週間物レポ金利を125ベーシスポイント(bp)引き上げ2.75%とした。利上げ幅は市場予想を上回り、1997年以降で最大。積極的な利上げで急激な物価上昇に対応する。

今回の利上げは9月の75bpの引き締めに続くもので、金利水準は2008年以降で最高。2回連続で利上げ幅が予想を上回った。

ロイターが実施したアナリスト調査では5人が75bp、7人が50bpの利上げを予想。125bpの利上げを予想したアナリストはいなかった。

ルスノク中銀総裁は、今回の125bpの利上げで必要な引き締めはほぼ完了したと表明。今後の利上げ幅はこれよりは小さくなる可能性があるとしながらも、インフレ率が来年初に7%近辺に上昇すると予想される中、中銀は対応を迫られており、追加利上げが予想されると述べた。

チェコの9月のインフレ率は4.9%と、中銀の目標である2%を大きく上回った。物価上昇は供給網の混乱などの世界的な要因で引き起こされている部分もあるが、チェコ中銀は労働市場の引き締まりや緩和的な財政政策などの国内要因も作用しているとの見方を示している。

キャピタル・エコノミクスのリアム・ピーチ氏は「チェコ中銀は中欧で最もタカ派的な中銀の一つ」と指摘。「物価圧力が急速に高まり、インフレ期待が上向く兆候が出る中、当面はタカ派姿勢を崩さないだろう」とした。

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