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ダイムラーのメルセデス部門新戦略、質重視でコスト2割削減へ

ドイツ自動車大手ダイムラーは6日、メルセデス・ベンツ部門の新戦略を発表し、2025年までに固定費、設備投資、研究開発費をそれぞれ20%以上削減する目標を打ち出した。高級車分野に資源をさらにシフトする。写真は、2020年9月2日に撮影されたドイツ・シュトゥットガルト近郊のジンデルフィンゲンにあるダイムラー生産工場で、新しいメルセデスベンツSクラスのプレゼンテーションの現場。(2020年 ロイター/Ralph Orlowski)

[フランクフルト 6日 ロイター] - ドイツ自動車大手ダイムラーは6日、メルセデス・ベンツ部門の新戦略を発表し、2025年までに固定費、設備投資、研究開発費をそれぞれ20%以上削減する目標を打ち出した。高級車分野に資源をさらにシフトする。

オラ・ケレニウス最高経営責任者(CEO)はオンラインで行った株主向け戦略説明会で、「Aクラス」や「Bクラス」といったコンパクト車は同ブランドの再活性化で役割を果たしたが、今後は経営資源を重点配分しないと説明。

「これは軸足を置くべきところではない。われわれは量産車市場で力を競うべきではない」と強調した。

今後は、超高級車「マイバッハ」の販売を倍増し、スポーツ車「AMG」とSUV(スポーツ用多目的車)「Gクラス」の販売を増やす一方で、コスト削減と新プラットフォームでのスケールメリット拡大で2桁台の営業利益率の達成を目指す。

固定費は25年までに19年比で20%減らし、販売量よりも利益率を重視する戦略にシフトする。

ハラルト・ウィルヘルム最高財務責任者(CFO)は、製品ラインアップの利益率向上と限界利益の重視のなか、「資本を高級・高品位製品にシフトさせる」と説明した。

これにより、市場が低迷していても、25年までに1桁台半ばから後半の営業利益率が達成できると同社は見込む。

コスト削減と効率改善で損益分岐点が下がるほか、高級車組み立てに要する時間を短縮する。さらに調達コストを下げ、利益率の改善を図る。電気自動車(EV)に関しては、25年までにバッテリーにかかるコストを1キロワット当たり100ユーロ未満まで下げることを目指す。新型EV「EQS」は来年販売すると明らかにした。

*余分な記号を削除しました。

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