[ストックホルム 29日 ロイター] - ソフトバンクグループの孫正義最高経営責任者(CEO)は29日、自動運転車の量産開始は2年後を想定していると述べた。
世界経済フォーラム(WEF)のオンライン会議で、1年目の生産台数は数百万台にはならないものの、完全自動運転車の1マイル当たりのコストは今後数年で大幅に低下すると指摘。「人工知能(AI)が運転を代行する。自動車は4つの車輪を持つスーパーコンピューターとなるだろう」と語った。
ソフトバンクは米ゼネラル・モーターズ(GM)傘下の自動運転車メーカー、クルーズや中国配車サービス大手、滴滴出行(ディディ・チューシン)の自動運転事業に出資している。
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