January 30, 2018 / 6:30 PM / 4 months ago

独1月CPI速報値前年比1.4%上昇、予想下回る

[ベルリン 30日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した1月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比1.4%上昇し、ロイターがまとめた予想の1.6%に届かなかった。

前月比では1.0%の低下。予想は0.7%の低下だった。

統計庁はエネルギー価格の上昇が鈍化したことが背景にあるとしている。ただ食品価格の伸びは加速した。

国内基準では前年比1.6%上昇、前月比0.7%低下。予想はそれぞれ1.7%上昇と0.6%低下だった。

ユーロ圏最大の経済規模を持つドイツのインフレ率は欧州中央銀行(ECB)の金融政策に影響を及ぼすため注目されている。

ECBは刺激策を緩やかに引き揚げていくとの慎重な姿勢を示しているが、1月のドイツのインフレが低調だったことで、ECBのこうした姿勢が裏付けられたことになる。

LBBWリサーチの首席エコノミスト、ウウェ・バーカート氏は、「向こう数カ月間はインフレ率が不安定な動きを見せる状況が続く」と予想。ドイツのインフレ率は今夏には2%を上回るとの見通しを示しながらも、グローバリゼーションやデジタル化の進展でコスト増の価格転嫁が困難になるなか競争が激化していると指摘。「全般的な物価圧力は抑制された状況が続く」と述べた。

連邦統計局はコアインフレ率の速報値は公表していないが、 コメルツ銀行のアナリスト、マルコ・ワグナー氏は、コアインフレは1月は横ばいとなった公算が大きいと指摘。ただ「産業部門における賃金交渉が長らく続いている賃金停滞の打開につながる」とし、コアインフレは向こう数カ月で上昇していくとの見方を示した。

ドイツのCPIは2017年は1.8%上昇。政府は18年は伸びは1.7%にやや鈍化するとの見通しを示している。

ユーロ圏の1月のCPI速報値は31日に発表される。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below