June 28, 2018 / 6:32 PM / 5 months ago

独CPI、6月は前年比2.1%上昇 2カ月連続でECB目標上回る

[ベルリン 28日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した6月のドイツの消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比2.1%上昇と、欧州中央銀行(ECB)の目標を2カ月連続で上回った。

前年比は予想と一致。前月比は0.1%上昇で、予想の0.2%上昇を小幅に下回った。

食品、エネルギーなどが押し上げ要因となった。

VPバンクのエコノミスト、トーマス・ギッツェル氏はリポートで「インフレ進行にかかわらず、ECBの進路は示されている」と指摘した。

ユーロ圏の物価は堅調で、ECBは今月、債券買い入れプログラムを年内に終了することを決めた。一方で金利については、少なくとも2019年夏にかけて現在の水準にとどまるとした。こうした決定は、米国やEU、中国などの貿易を巡る対立など、ユーロ圏経済の不透明感を反映している。

ギッツェル氏は「インフレ上昇の要因が主にエネルギー価格上昇であることは、ECBがパニックに陥る理由にならない」とし、インフレ動向が当面、金利政策に影響を与えることはないとの見解を示した。

ユーロ圏では、スペインの6月CPIが前年比プラス2.3%と、昨年4月以来のペースで上昇した。

INGディバのカーステン・ブルゼスキ氏は、6月の独CPIについて「消費意欲が高水準で安定していることは景気回復が継続しているというECBの見方を支援し、勇気づけられるが、一方で労働市場の引き締まり、技能労働者の不足、このところの賃金上昇にもかかわらず、基調インフレはなお低く、加速していないことは気掛かりだ」と述べた。

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