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独10月CPI、予想下回る1.5%上昇 ECBの段階的な緩和縮小正当化
2017年10月30日 / 14:55 / 24日後

独10月CPI、予想下回る1.5%上昇 ECBの段階的な緩和縮小正当化

[ベルリン 30日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した10月の消費者物価指数(CPI)速報値は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比1.5%上昇し、前月の1.8%から減速した。予想の1.7%も下回った。

欧州中央銀行(ECB)のインフレ目標をなお下回っており、金融刺激策の引き揚げは緩やかにしか行わないとしているECBの姿勢を裏付ける結果となった。

同指数は前月比では0.1%低下。0.1%上昇の予想に反して低下した。

ECBは前週の理事会で月額600億ユーロとしている債券買い入れの規模を来年1月から月額300億ユーロに半減させることを決定。ただ、物価圧力が低調であることを理由に買い入れを来年9月末まで継続することも決定した。

VP銀行の首席エコノミスト、トーマス・ギッツェル氏は「(ユーロ圏経済が)力強く拡張していることを踏まえると超緩和的な金融政策はもはや正当化できない」と指摘。ただ「インフレ率に目をやると、非常に引き締め的な金融政策の導入は考えることもできない」と述べた。

今回の統計の中身を見ると、前月と比べて伸びが加速したのは食料品のみ。エネルギー、サービス、家賃などの伸びは前月から減速した。

エコノミストは、ユーロ圏最大の経済規模を持つドイツのインフレ圧力は今後も抑制された状態が続くと予想。ユーロ高により賃金圧力がそがれることが一部要因としている。

INGディバのカーステン・ブレゼスキ氏は、「ユーロ圏経済のモデルともいえるドイツでインフレ圧力の上昇が見られない限り、ECBは現在の『ハト派的』なテーパリング(段階的な縮小)に違和感は持たないとみられる」としている。

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