April 9, 2018 / 4:37 PM / 3 months ago

独輸出、2月はユーロ高で大幅減少 貿易摩擦懸念も見通しに影

[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が9日発表した2月の輸出は季節調整済みで前月比3.2%減少した。2015年8月以来2年半ぶりの大幅な落ち込みで、貿易黒字も縮小した。

ドイツ経済の成長がピークアウトした可能性を示す新たな兆候と言えそうだ。

2月の輸入は前月比1.3%減少した。

ロイター調査では、輸出が0.2%増、輸入が0.3%増と予想されていた。

2月の貿易収支は192億ユーロ(235億7000万ドル)の黒字。黒字額は1月の215億ユーロから縮小し、17年1月以来の低水準となった。コンセンサス予想は214億ユーロの黒字だった。

2月の経常黒字(季節調整前)は207億ユーロ。1月の203億ユーロから若干増加した。

輸出の減少はこのところのユーロ高が最大の原因と指摘されている。また、米中貿易摩擦を巡る懸念も輸出業者の見通しに影を落としている。

HSBCトリンクハウスのアナリスト、ローター・ヘスラー氏は「(ドイツ経済は)景気の波の峠を越えたように見える」とし、恐らくユーロ高が減少の原因だろうと述べた。

ユーロ圏以外の国に対する輸出は特に弱く、地理的な内訳もこうした分析を裏付けている。

同氏は「ドイツ経済は引き続き成長するだろうが、勢いは弱まるだろう」と予想した。

市場調査グループのセンティックスがこの日発表した4月のユーロ圏投資家センチメント指数も19.6と、3月の24.0から低下した。米中の貿易摩擦を巡る緊張が高まる中、世界経済の減速が懸念され、3カ月連続での低下となった。

デカバンクのアンドレアス・ショイアール氏は、トランプ米大統領の保護主義的姿勢が輸出減少の主因ではないとしながら、ドイツ企業は米中貿易戦争の巻き添えを食うことを懸念していると指摘した。

ドイツ商工会議所(DIHK)は先週、輸入関税を巡る米中の貿易摩擦が激化すれば世界経済に悪影響が及び、ドイツの製品やサービスに対する需要の減退につながるとの見方を示した。

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