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ドイツ消費者物価が4年半ぶり高水準、ECB目標上抜け
2017年3月1日 / 14:49 / 9ヶ月後

ドイツ消費者物価が4年半ぶり高水準、ECB目標上抜け

[ベルリン 1日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は、欧州連合(EU)基準(HICP)で前年同月比2.2%上昇と、2012年8月以来およそ4年半ぶりの高水準を記録、欧州中央銀行(ECB)が物価安定の目標とする2%弱の水準を上抜けた。

伸び率は前月の1.9%から加速し、市場予想の2.1%も上回った。

国内基準でも前年同月比2.2%上昇、前月の1.9%から伸びが拡大した。

2月もエネルギー、および食料価格の上昇が主要な押し上げ要因だった。

ドイツでは9月に連邦選挙を控えており、インフレ加速の兆候を受けて、ECBに対し緩和解除を求める圧力が強まりそうだ。

ポストバンクのチーフエコノミスト、マルコ・バーゲル氏は「これは一時的な現象ではなく、インフレ率は今後数カ月もこの水準に高止まりするだろう」と指摘。堅調なドイツ経済と労働市場を背景に、コアインフレ率も加速するとの見方を示した。

同日公表されたドイツの雇用統計によると、2月の独失業者数は予想以上に減少する一方、失業率は1990年の東西統一以来の低水準を維持した。

また好調な景気に支えられ、ドイツ企業の間ではコスト上昇分を販売価格に転嫁する動きが出ている。同日公表の2月の独製造業購買担当者景気指数(PMI)データによると、産出価格指数は2011年以来の高水準となった。また製造業PMI改定値は2011年5月以来約6年ぶりの水準に上昇した。

ポストバンクのバーゲル氏は「経済が持続可能なベースで改善していることも、ECBにする緩和縮小への要求を強めるだろう」と話す。

ユーロ圏全体の2月のCPI統計は2日発表される。ロイター調査によると、2.0%上昇と、1月の1.8%から伸びが拡大すると見込まれている。

*内容を追加して再送します。

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