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ギリシャのユーロ離脱に否定的見解相次ぐ、独首相も残留望む
2015年1月8日 / 00:11 / 3年前

ギリシャのユーロ離脱に否定的見解相次ぐ、独首相も残留望む

[ベルリン/ロンドン 7日 ロイター] - メルケル独首相は7日、ギリシャは過去数年、欧州諸国と合意した財政再建に注力してきており今後もこの流れが継続すると見込んでいると述べ、再び懸念されているギリシャのユーロ離脱の可能性について否定的な考えを示した。

 1月7日、メルケル独首相(写真左)はキャメロン英首相(同右)と共同会見し、ギリシャのユーロ残留を望むと述べた。(2015年 ロイター/Facundo Arrizabalaga/pool )

訪問先のロンドンで、キャメロン英首相と共同会見に臨んだ。独誌はこのほど、ギリシャ政府が国際的な金融支援の見返りである約束を果たせなければ、ドイツ政府はギリシャのユーロ離脱を受け入れる用意があると報道。メルケル首相がこの問題に言及するのは報道後初めて。

メルケル首相は「ドイツの首相として、そして政府として、ギリシャがユーロ圏にとどまる政策を常に追い求めてきたと言明したい」と発言。

「ギリシャは多大な犠牲を払った。多くのギリシャ国民にとり、ここ数年は非常に厳しいものだった。われわれはかなりの進展を遂げた」と語った。

その上で「ギリシャは自らの責任を果たす一方、われわれは結束を示すとの理念で取り組んできた。これを成功裏に終わらせることができると疑いなく信じている」と言明した。

今月25日に総選挙を控えるギリシャでは、緊縮路線の見直しを唱える野党の急進左派連合(SYRIZA)が優勢となっており、同党のツィプラス党首が政権を握れば財政緊縮策をめぐるユーロ圏などとの対立が見込まれる。

ただ、独政府当局者はギリシャのユーロ離脱の可能性は極めて低いとの見方を示し、ギリシャで反緊縮派政党が主導権を握ったとしても交渉をまとめられるとの自信を示した。

また、ユーロ圏当局者も「SYRIZAが政権を握っても『カミカゼ』になるとは思えない」と指摘。「彼らは完全に常軌を失うわけにはいかず、現実を見つめる必要があると理解している」と述べた。

欧州議会のシュルツ議長はギリシャのユーロ離脱について、「無責任な観測だ」と批判した。

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