May 31, 2019 / 3:33 PM / 18 days ago

独CPI、5月EU基準速報値1.3%上昇 昨年2月以来の低い伸び

[ベルリン 31日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が31日発表した5月の消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準(HICP)で前年比1.3%上昇となり、予想の1.4%上昇を下回った。4月は2.1%上昇と、欧州中央銀行(ECB)の目標を2018年11月以来初めて超えていたが、5月は急速に減速し、伸びは18年2月以来の低水準となった。

アナリストは5月の急速な減速について、復活祭の祝日が今年は4月にずれ込むなど特別要因があったため、想定内だったとしている。

VPバンクグループの首席エコノミスト、トーマス・ゲッツェル氏は「復活祭の祝日が(4月に)ずれ込んだことが(5月の)伸びの鈍化の最大の要因だった」とし、4月の大きな伸びは「異常値」だったとの見方を示した。

前月比では0.3%上昇し、市場予想と一致した。国内基準では、前年比1.4%上昇、前月比0.2%上昇だった。

ドイツ復興金融公庫(KfW)のセバスチャン・ワンケ氏は、通商問題のほか、英国が条件などで合意しないままEUを離脱する可能性が輸出依存度の高い独製造業の重しとなる中、独経済は減速していると指摘。独CPIの伸び率は年内はECBの目標を再び超えないだろうと見通した。

その上で「こうしたことはECBが直面するジレンマを如実に語っている」とし、「ユーロ圏最大の経済規模を持つドイツのインフレ見通しがこれほど軟調では、ECBが予見できる将来に利上げに踏み切る公算は小さい」と述べた。

ECBは昨年12月に債券買い入れプログラムを終了。その直後からユーロ圏経済は減速し始めた。ECBはユーロ圏のインフレ率を2%に近いがこれを下回る水準とすることを目標としている。

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