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米12月製造業受注2.9%減、1年ぶり大幅マイナス
2016年2月4日 / 20:18 / 2年後

米12月製造業受注2.9%減、1年ぶり大幅マイナス

[ワシントン 4日 ロイター] - 米商務省が4日発表した昨年12月の製造業受注は前月比2.9%減と、2014年12月以来1年ぶりの大幅な落ち込みとなった。ドル高や世界需要の弱含みが製造業の重しとなり続けていることを示した。市場予想は2.8%減だった。

2月4日、12月の米製造業受注は前月比2.9%減と、2014年12月以来1年ぶりの大幅な落ち込みとなった。写真は2015年11月、バージニア州のミード・ウエストバーコ施設で撮影(2016年 ロイター/Gary Cameron)

11月の数字は当初発表の0.2%減から0.7%減へ下方修正された。15年通年では6.6%減った。

ドルは米国の主要な貿易相手国の通貨に対して14年6月以来22.2%値上がりしている。原油価格は、供給過剰や、中国などの新興国市場の成長鈍化に伴いここ18カ月間で約70%下落している。そのほか、在庫の積み上がりや、原油安に直面するエネルギー企業の投資削減も、米経済の約12%を占める製造業の足かせとなっている。

ただ、製造業の落ち込みは底入れに近づいているかもしれない。ドル高や世界需要の弱含みは引き続き課題となるかもしれないが、1日に発表された1月の米製造業景気指数は、拡大・悪化の分岐点を4カ月連続で下回りながらも新規受注が持ち直したことで前月からは上昇した。

製造業受注の内訳は、耐久財(トースターから航空機器など3年以上もつモノ)が5.0%減った。先月発表された速報値は5.1%減だった。

輸送機器は航空機受注の減少を反映して12.6%減った。自動車・同部品は1.4%増えた。

民間設備投資の先行指標となるコア資本財(資本財から国防関連と航空機を除く)の受注は4.3%減だった。

国内総生産(GDP)で企業の設備投資の計算に使われるコア資本財の出荷は0.2%増と、速報値の0.2%減からプラスへ転じた。

在庫は0.2%増と6カ月ぶりにプラスに転じた。在庫解消の動きが後退したことは製造業にとって良い兆しだが、出荷に対する在庫の比率は1.38と、11月の1.35から伸び、高過ぎる水準にある。

受注残高は0.5%減と、3カ月ぶりのマイナスとなった。

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