Reuters logo
12月米PPI0.2%下落、エネルギー価格が大幅値下がり
2016年1月15日 / 16:21 / 2年前

12月米PPI0.2%下落、エネルギー価格が大幅値下がり

[ワシントン 15日 ロイター] - 米労働省が15日発表した12月の米卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は季節調整済みで前月比0.2%下落した。エネルギー価格の急落が全体水準を押し下げた。物価上昇率が今年、米連邦準備理事会(FRB)の目標である2%に向かって加速するとの見方は後退しそうだ。

1月15日、12月の米PPIは前月比0.2%下落。エネルギー価格の急落が全体水準を押し下げた。写真は07年、カリフォルニア州のシェブロン製油所を撮影(2016年 ロイター/Kimberly White)

市場予想も0.2%下落だった。11月は0.3%の上昇だった。

12月の前年同月比は1.0%下落で、11カ月連続のマイナスとなった。市場予想と一致した。11月は1.1%下落だった。

2015年の年間では1.0%下落し、年間ベースの統計を取り始めた10年以来最も大幅な落ち込みとなった。14年は0.9%上昇していた。

12月の前月比の内訳は、サービスが0.1%上昇。11月は0.5%上昇だった。エネルギーは3.4%下落し、前月の0.6%下落から下げ幅が広がった。食品は1.3%下落で、前月の0.3%上昇からマイナスへ転じた。

モノの価格は0.7%下落で、6カ月連続のマイナスとなった。

変動の大きい食品とエネルギー、貿易サービスを除いたコア指数は0.2%上昇した。11月は0.1%上昇だった。前年同月比は0.3%の上昇だった。

前日発表された12月の輸入物価指数も大幅に下落した。PPIが弱いことも勘案すると物価上昇圧力はFRBの目標達成には不十分とみられる。

前年比でみた場合、物価を抑制する方向に働いてきたドル高や賃金の伸びの緩慢さ、原油安といった要因がことしははげ落ちて、物価は上昇すると期待されている。ただ、指標の弱さが続いた場合、いわゆるベース効果による上昇は限定的なものとなるかもしれない。

FRBは先月、9年半ぶりに利上げし、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げて0.25-0.50%とした。物価見通しが今後の利上げペースを左右することになりそうだ。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below