[パリ 21日 ロイター] - 猟犬を使って乗馬しながらノロジカを狙う狩猟の人気がフランスで高まっており、狩猟の1日コースを売り出すツアー会社なども現れている。
この狩猟法は、猟犬に標的を殺させるもので、16世紀のフランソワ1世時代に遡る。現在は欧州の大半で禁止されており、英国では2004年に、ドイツでは1934年から禁止されている。
フランスの狩猟団体幹部によると、同国では猟犬を使った狩猟の人口が過去40年間に2倍以上の1万人に増加している。フランスでは猟犬使用の狩猟が認められており、公式に登録されている390件中、半数がノロジカを対象にしているという。
アナリストは、富裕層の出費対象がバッグや宝飾品などの「高級品」から狩猟、旅行、高額な食事などに一段とシフトしていると分析する。
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