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デンマーク選挙は野党中道右派が制し連立協議へ、反移民が躍進

[コペンハーゲン 19日 ロイター] - デンマークで18日実施された総選挙では、ラスムセン前首相が率いる野党・中道右派連合が勝利した。中道左派の与党・社会民主党のトーニングシュミット首相は敗北を認め、党首を辞任した。

主要野党・自由党のラスムセン党首は首相として連立政権樹立を模索する方針を示した。ただ、反移民を掲げる右派のデンマーク国民党から協力を得るには大幅な譲歩を強いられる可能性が高いとみられている。選挙前から躍進が予想されていたデンマーク国民党は、今回の選挙で獲得議席が自由党を上回った。

投票結果は、本土分175議席のうち、中道右派が90議席、与党を含む中道左派連合が85議席を獲得した。

デンマーク国民党は与党時代の自由党に閣外協力してきたが、自由党率いる中道右派連合はデンマーク国民党の支持を受けることで過半数議席を確保できた格好だ。

ただ、デンマーク国民党は、20年前の結党以来初めて、連立政権に加わるかどうかについて明言していない。

同党のダール党首は「政治的影響力が最も大きい場所にいるという党の方針は選挙後も変わらない」と発言。「もしそれが政権内ならば、そこがわが党の居場所になるし、政権外ならば、そこが居場所になる」と述べた。デンマーク国民党はこれまで、いくつかの政策について野党の立場でありながら与党の政策運営に影響を与えてきた。

連立協議は数日で終わる可能性も数週間続く可能性もある。自由党とデンマーク国民党は大半の政策で合意しているものの、歳出については自由党が凍結を求める一方、デンマーク国民党は拡大を望み、意見が分かれている。

選挙前の世論調査では、中道左派と中道右派の支持率は拮抗していた。2011年に同国初の女性首相に就任したトーニングシュミット首相は景気回復の実績を掲げて再選に挑んだが、僅差で敗れた。

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