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全国百貨店売上高、3月は2カ月ぶりに減 インバウンドは13%増

 4月19日、日本百貨店協会が発表した3月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比2.9%減の5277億円と、2カ月ぶりにマイナスとなった。写真は都内で2014年9月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 19日 ロイター] - 日本百貨店協会が19日発表した3月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比2.9%減の5277億円と、2カ月ぶりにマイナスとなった。訪日観光客の免税売上高は同13.2%増と伸びが徐々に鈍化。特に、ブランド物などの一般物品売上高は同7.6%減と、38カ月ぶりのマイナスとなった。

3月は、特に中旬以降の気温が低く、春物衣料の動きが鈍かったことが主力の衣料品の落ち込みにつながった。円高・株安による消費マインドの落ち込みもあり、全体の売上高は前年3月実績に届かなかった。

一方、訪日外国人の免税売上高は同13.2%増の157億円と38か月連続のプラスとなった。客単価は13.6%減となった一方で、客数が31.0%増と伸びた。

客単価減には消費スタイルの変化が影響している。一般物品売上が前年割れとなる一方で、化粧品や食品などの単価の低い消耗品の売り上げが伸びている。百貨店協会では「リピーターの増加で、高額品のまとめ買いから、良いものを選んで買うようになっている」と分析。今後については、客数増が客単価低下を補って「伸びが続く可能性がある」としている。

調査対象の百貨店は82社・237店舗。東京地区は前年比1.1%減と、12カ月ぶりにマイナスとなった。

*内容を追加しました。

清水律子

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