July 8, 2019 / 12:03 AM / 2 months ago

ドイツ銀が投資銀事業を大幅に縮小、1.8万人削減し「再出発」

7月7日、ドイツ銀行は、抜本的な事業再編の一環として投資銀行事業を大幅に縮小する計画を発表した。フランクフルトのドイツ銀本店で2015年10月撮影(2019年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[フランクフルト 7日 ロイター] - ドイツ銀行(DBKGn.DE)は7日、抜本的な事業再編の一環として投資銀行事業を大幅に縮小する計画を発表した。1万8000人の人員削減につながり、74億ユーロの費用を伴う。

世界全体でエクイティ部門を閉鎖するとともに、伝統的に強みを持つとされてきた債券部門の一部からも撤退する。また評価額で740億ユーロに上るリスク性の高い不良資産を、いわゆる「バッドバンク」の受け皿機関に移行する。

ドイツ銀はこれまで何年も投資銀行分野で、米大手行と張り合うことを目指してきたが、もはやそうした競争は不可能だとの結論に達し、大規模なリストラに乗り出す。これに先立ち、5日には同行の投資銀行部門責任者ガース・リッチー氏が退任することも明らかになった。

ゼービング最高経営責任者(CEO)は今回の方針について社員向けのメモで、過去数十年で最も根本的な経営改革だと説明。「これは(ドイツ銀にとっての)再出発だ。われわれはより収益力があり、スリムで革新性を備え、底力を持つ銀行を生み出そうとしている」と強調した。

一方で投資家の間からは、ドイツ銀のこの計画に対して慎重な意見が出ている。アセナゴン・アセット・マネジメントのクレジット資産運用責任者ミヒャエル・ヘンゼラー氏は、実行面でちょっとした手違いも許されず、成功のハードルは高いとの見方を示した。

ユニオン・インベストメントのポートフォリオマネジャー、アレクサンドラ・アネッケ氏は、ドイツ銀の取り組みが遅きに失しており、収入に対する費用の割合を70%に抑えるという目標も、他の大手行に比べてそれほど踏み込んだ内容ではないと指摘した。

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