July 4, 2019 / 12:21 AM / 3 months ago

ドイツ銀、最大56億ドル規模の事業再編で投資銀行部門縮小へ

[フランクフルト 3日 ロイター] - ドイツ最大の銀行であるドイツ銀行(DBKGn.DE)は、大規模な事業再編に向けて最大50億ユーロ(56億ドル)の費用を見込んでおり、インベストメントバンカーの削減を含めた再編案を数日以内に発表する準備を進めている。複数の関係筋が3日、明らかにした。

 7月3日、ドイツ最大の銀行であるドイツ銀行は、大規模な事業再編に向けて最大50億ユーロ(56億ドル)の費用を見込んでおり、インベストメントバンカーの削減を含めた再編案を数日以内に発表する準備を進めている。写真はドイツ銀行のロゴ。フランクフルトで昨年5月に撮影(2019年 ロイター/KAI PFAFFENBACH)

ドイツ銀のゼービング最高経営責任者(CEO)は5月、コメルツ銀行との合併交渉が決裂したことを受け、経営再建のため投資銀行部門で「厳しい削減」を行う用意があると述べたほか、最大2万人の人員削減を検討中と伝えられている。

再編案について知る関係者によると、人員削減の主な対象は投資銀行部門で、大半がドイツ以外で行われる見通し。投資銀行部門は2008年の金融危機以来、安定して利益を上げることに苦労していた。

ドイツ銀の再編は、JPモルガン・チェース(JPM.N)やゴールドマン・サックス(GS.N)など米金融大手に後れを取っている現実をドイツ銀が受け入れつつあることの表れだ。

ドイツ銀は今回の再編費用が響き、通年で赤字を計上する可能性が高まっている。その場合、同行は直近5年のうち4年が赤字ということになる。

だが、同行幹部や投資家は、多額のコストはかかるものの、抜本的な再編による経営立て直しに期待を寄せる。

同行は、リストラ関連費用やその収益への影響についてのコメントは控えたものの、持続的収益性の改善に向けた転換を加速させる措置に取り組んでいると説明。「必要な時期にすべての利害関係者に最新の情報を伝える」とした。

関係筋によると、ドイツ銀の監査役会は7日に会合を開き、再編について協議する見通し。

投資銀行部門の縮小の他には、取締役の削減や、バッドバンクを設立し、数百億ユーロの非中核資産を移管することも検討されている。

関係筋によると、再編費用をまかなうため、ドイツ銀は規制当局に要求される自己資本基準の引き下げを模索しているという。

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