[13日 ロイター] - 独通信大手ドイツテレコムが13日発表した第1・四半期決算は、コア利益と売上高が市場予想を上回った。米国部門のTモバイルが欧州事業とともに業績を押し上げた。
リース後の利払い・税・償却前利益(EBITDA・AL)は98億7000万ユーロ(102億6000万ドル)で、同社が公表したアナリストのコンセンサス予想95億5000万ユーロを上回った。
売上高は6.2%増の280億ユーロとなり、コンセンサス予想の278億7000万ユーロをわずかに上回った。
同社はこれを受け、2022年の調整後EBITDA・AL予想を従来の約365億ユーロから366億ユーロ以上に引き上げた。
グループ売上高の5分の3を占めるTモバイルはスプリントとの合併後、第5世代(5G)サービスの展開に伴い、契約者を増やしている。最新の四半期では、月払いの顧客が130万人増え、契約者数は1億0950万人に達した。
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