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ダイヤモンド市場の成長、カギは資金調達とマーケティング
December 10, 2014 / 7:02 AM / 3 years ago

ダイヤモンド市場の成長、カギは資金調達とマーケティング

[ロンドン 9日 ロイター] - コンサルティング会社ベインは9日、ダイヤモンド市場に関する報告書を発表し、米国からの需要と供給不足を背景に向こう数年間は成長が続くとの見通しを示した。ただ、資金調達方法やマーケティング活動の強化が課題となるとしている。

 12月9日、コンサルティング会社ベインはダイヤモンド市場について、向こう数年間は成長が続くとの見通しを示した。写真は2012年1月、アントワープで開催されたダイヤモンドのトレードフェアで撮影(2014年 ロイター/Francois Lenoir)

報告書によると、2013年のダイヤモンド事業は、採掘、研磨、製造、小売りのすべての段階で2─4%成長した。ベインは向こう10年間の見通しは堅調だとした上で、業界全体がダイヤモンド需要の喚起に努め、ポジティブな印象を維持していくことが重要だと指摘した。

ダイヤモンド市場は2008─09年の世界金融危機を受けて鈍化していたが、小売り市場で最大となる米国のほか、中国とインドでの需要拡大を背景に回復する見通し。

報告書をまとめたベインのパートナー、オリヤ・リンデ氏は、マクロ経済、資金調達、マーケティング活動、環境をめぐる懸念などは、長期的にダイヤモンド産業の成長の障害になる可能性があると述べた。

ベインはダイヤモンド原石の需要について、向こう10年間で年間平均4─5%の拡大を続けると予想。

世界供給は2013─19年に平均3.5─4%増えるとし、その後、鉱山の老朽化や地下鉱山へのシフトにより、2024年までは1.5─2%減少するとの見通しを示した。

銀行からの資金調達が以前より困難になっており、トレーダー、加工業者、宝飾品製造業者を含む中間市場が特に打撃を受けている。リンデ氏は、ダイヤモンドを使用した宝飾品の付加価値を高めるため、購入者の心理にアピールする効果的なマーケティング活動が必要だと指摘した。

ダイヤモンドの宝飾品は、スマートフォンや豪華旅行などのぜいたく品との厳しい競争に直面している。

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