[ロンドン 4日 ロイター] - 英ロンドンの自然史博物館は4日、最も有名な展示品である恐竜ディプロドクスの骨格標本(愛称ディッピー)に別れを告げた。約40年にわたり、エントランスホールの名物として訪問者を出迎えてきたディッピーは、2018ー20年まで国内8カ所を巡るツアーに出る。
1905年に初めて公開されたディッピーは、全高4.25メートル、全長21メートル。3週間の解体作業が5日から始まり、12カ月かけてツアーの準備を行う。
ディッピーは、1979年から務めてきたエントランスホールのお出迎え役を全長25.2メートルのシロナガスクジラの骨格に譲り、2020年末からブロンズ像として博物館の外に展示される予定。
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