[ロンドン 22日 ロイター] - 英ロンドン・サウスケンジントンにある自然史博物館のエントランスホールで展示されている恐竜ディプロドクスの骨格標本(複製、愛称ディッピー)が、2018年初頭から国内ツアーに出ることになった。
1905年に初めて公開されたディッピーは79年以降、エントランスホールの名物として訪問者を出迎えてきた。しかし、2017年夏からはお出迎え役をシロナガスクジラの骨格と交代する予定だ。
ツアー先では21メートルに及ぶ恐竜の骨格を展示できる屋内会場が必要となるほか、教育活動やイベントを開催してもらうという。
自然史博物館のマイケル・ディクソン館長は声明で「この象徴的な恐竜の英国ツアーは人々の好奇心や冒険心を刺激し、未来の科学者を育むだろう」と指摘した。
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